コーヒー豆の焙煎の種類や特徴は?まずはこれから覚えよう!
「コーヒーの、焙煎の種類って、
どんなのがあるんだろう?」
なんて疑問を、抱いてませんか??
コーヒーの世界って、奥が深いですよね!
で、その中でも、私が面白いなぁと
感じているのが、焙煎度合いによって、
味が全然変わってくるところ。
で、はじめは浅煎り・中煎り・深煎りと、
この3つくらいしか、焙煎の種類なんて
ないと思っていたんですが…
いろいろと勉強したり、コーヒーを飲んだり
しているうちに、それ以上にたくさんの
種類があることが、分かったんですよね!
そこで今回は、コーヒーマイスターの資格試験に
合格した経験を持つ私が、コーヒー豆の焙煎の種類と、
その特徴について、まとめました。
目次(もくじ)
コーヒーの焙煎の種類!それぞれの特徴はコレ!
ということで、今回ご紹介する、
珈琲豆の焙煎の種類は、以下の8つ。
- ライトロースト
- シナモンロースト
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
1つずつ、順番に見ていきましょう。
1. ライトロースト
まず、はじめにご紹介するのが、
ライトロースト。
お察しの通り、このライトローストが、
一般的に、コーヒー豆の中でも、
一番浅い、焙煎の種類になりますね^^
ライトローストだと、
まだまだ、あのコーヒーならではの、
深いコクや、芳ばしい香りが出てこないので…
正直なところ、この焙煎度合いで淹れた
コーヒーを、日本で出しているお店は、
一度も見たことがないですね^^;
2. シナモンロースト
続いてご紹介するは、シナモンロースト。
焙煎度合いを、
- 浅煎り
- 中煎り
- 深煎り
の3段階に分けたときには…
先ほどの、ライトローストと、
このシナモンローストが、
浅煎りに分類されます^^
シナモンローストも、まだまだ
焙煎度合いとしては、かなり浅いので…
この豆でコーヒーを淹れても、
酸味が相当強く、おいしく感じられない
場合が、ほとんどでしょうね^^;
3. ミディアムロースト
そして、3番目にご紹介する、
焙煎の種類が、ミディアムロースト。
ここからようやく、コーヒーショップや
喫茶店でも、よく見かけるような、
焙煎度合い・豆の色になってきます^^
私たちにも、なじみの深い、
アメリカンは、このミディアムローストの
豆を使っている場合が、ほとんどですね^^
ちなみに、個人的なイチオシとしては、
- モカ
- キューバ・クリスタルクイーン
- ジャマイカ・ブルーマウンテン
このあたりのコーヒー豆を、
ミディアムローストで淹れると…
それぞれの豆が持っている、独特な香りを、
存分に堪能することができ、goodです^^
4. ハイロースト
4番目は、ハイロースト。
このハイローストと、先ほどの
ミディアムの、2種類の焙煎度合いが、
一般的には、中煎りに分類されます^^
で、ハイローストが、
長いあいだ、日本でもっともポピュラーな
焙煎の種類として、認知されてきましたね。
実際に、昔ながらの喫茶店や、
ファミリーレストランなんかに行くと…
出てくるコーヒーは、たいてい、
この豆を使ったものだったりします^^
基本的には、どんな豆でも、
いい感じに飲める、焙煎度合いなんですが、
私個人の好みを言わせてもらえば、
- キリマンジャロ
- コスタリカ
- グァテマラ
このあたりのコーヒー豆が、
特に、ハイローストで淹れて飲むなら、
おすすめかなって感じがしますね^^
ちなみに、このハイローストは、
別名「中深煎り」とも呼ばれているので、
覚えておいて損はないですよ!
それから、おそらく、
こういったお店のコーヒー豆も…↓
今ご紹介した、ハイロースト、
もしくは次にご紹介する、シティローストで
焙煎されたものが、多くを占めるでしょうね^^
やっぱり、コーヒー専門店の珈琲豆は、
焙煎度合いにも、かなりのこだわりが
感じられて、満足度が高いです♪
5. シティロースト
5番目にご紹介するのは、シティロースト。
ここから、いよいよ焙煎度合いも、
深煎りに突入ですね!
北欧や日本、それからニューヨークで
特に好まれている、焙煎の種類だったりします^^
先ほど、ハイローストのところであえて、
- 昔ながらの喫茶店
- ファミリーレストラン
といった表現を使ったのは、
スターバックスなどの、シアトル系の
コーヒーが、日本に入ってきてからは…
流行に敏感なカフェなんかは、もう一段階
焙煎度合いが深い、このシティローストあたりの
豆を使って、コーヒーを淹れるようになったから。
それぞれのコーヒー豆が持つ、酸味や
苦味などの特徴が、一番現れやすいのが、
シティローストだといえるので!
本格的に、コーヒーを楽しもうと思ったものの、
はじめに、どんな豆を買えばいいのか分からない、
という方は…
まずは、シティローストの豆を買って、
飲んでみるのも、いいかもしれないですね^^
6. フルシティロースト
続いて6番目は、フルシティロースト。
酸味・苦味のバランスが絶妙なところで
取れていた、ハイローストやシティローストと
比べると…
フルシティローストで焙煎した豆は、
酸味がかなり抑えられ、その分苦味が、
ちょっと際立ってきます。
とはいえ、最近では、
先ほどもチラッと触れたとおり、
- スターバックス
- タリーズ
をはじめとする、シアトル系の
コーヒーショップが増えてきたこともあり!
これらのお店で、何度かコーヒーを飲んだ
経験がある方なら、フルシティローストくらいの
苦味なら、大して気にならないでしょうね^^
7. フレンチロースト
そして7番目は、フレンチロースト。
ここまでくると、焙煎する時間も
かなり長くなり、コーヒー豆の表面に
油分が浮いてきたりするので!
見た目的にも、テカテカしているのが
よく分かったりして、面白くなってきますね^^
で、フレンチローストともなると、
ただ単にブラックコーヒーとして飲むと、
相当苦味が強く感じられます^^;
なので、一般的にはミルクを加えて、
カフォオレにしたり、苦味を感じづらい、
アイスコーヒーにして飲むのが、おすすめですね。
個人的には、フレンチローストという
名前のとおり、ちょっと遅く起きた、
休日の午前中に…
このフレンチローストで淹れた
カフェオレと、クロワッサンを、
一緒に食べるのが!
なんだか、パリっぽい感じがして、
好きだったりしますね^^
もちろん、エスプレッソで淹れても、
おいしく飲むことができますよ^^
8. イタリアンロースト
そして最後に、ご紹介するのが、
イタリアンロースト。
酸味は、全くといっていいほど消え、
豆の苦味と旨みが、前面に出てきます。
とはいえ、そのまま飲むのは、
フレンチロースト同様、
かなり苦くて、おすすめできないので…
エスプレッソで淹れて、
たっぷりの砂糖を加えて飲むなどの、
一手間が必要になってきますね^^
ちなみに、コーヒー専門店で、
このイタリアンローストを豆のまま買うと…
袋を開けたときに、豆同士が
くっついていることが、よくあるのですが!
これは、先ほどのフレンチローストの所でも
触れたとおり、長い時間焙煎する事によって
出てくる、油が原因なので…
「不良品だ!」と怒らずに、むしろ、
焙煎したての豆を、袋に詰めてくれたんだな、
と感謝した方がよいですね^^
まとめ&迷ったらまずはこの焙煎度合いから!
今回は、全部で8種類もある、
コーヒーの焙煎の種類について、
その特徴も交えながら、ご紹介してきました。
「どの、焙煎度合いのコーヒーから
飲めばいいのか、まったく見当がつかない!」
という方は、記事の中ほどでもご紹介した、
ハイorシティローストあたりのコーヒーを
試してみることを、おすすめしますが…
別に、そこから始めなければならない、
なんてことは、もちろんないので!
今回の記事を見て、気になった焙煎の種類が
あれば、ぜひそのコーヒー豆を自宅に取り寄せて、
あなた自身の舌で、味を確かめてみてくださいね^^