モンブランの万年筆!149と146の違いは?おすすめは?
「モンブランの万年筆の、149と146の
違いって、どんなものがあるの?」
なんて疑問を、抱えてませんか??
今回は、万年筆の代名詞ともいえる、
モンブランの定番シリーズ・
マイスターシュテックの、
- 149
- 146(ル・グラン)
- 145(クラシック/ショパン)
- 114(モーツァルト)
4モデルそれぞれの特徴について、
サラッと触れたあと、この記事を
読む方が一番気にしているはずの…
「モンブラン149と146の違い」
について、全部で7つのポイントに
注目しながらまとめました^^
目次(もくじ)
まずはモンブラン万年筆のスペックを一覧で比較!
種類 | 長さ | 軸径 | 重さ |
---|---|---|---|
149 | 約149mm | 約16mm | 約33g |
146 (ル・グラン) | 約146mm | 約13mm | 約26g |
145 (クラシック/ ショパン) | 約140mm | 約12mm | 約21g |
114 (モーツァルト) | 約112mm | 約11mm | 約15g |
マイスターシュテック4モデルの、
それぞれのスペックは、こんな感じ。
ただし数字にすると、たった数ミリ・
数センチの差でも、実際に万年筆を
持ってみると…
その感覚には、ビックリするほどの違いが
あったりするので、注意が必要です。
そこでお次は、マイスターシュテック
4種類の、それぞれの特徴について、
サクサクッと見ていきますよ^^
マイスターシュテック4モデルそれぞれの特徴!
1. 149の特徴
- とにかく「太い!長い!思い!」のが特徴!
モンブラン149の特徴を、一言で表すなら、
とにかく「太い!長い!重い!」。
まるで、どこかのファーストフード店の
宣伝文句のようですが、これがモンブラン
149のウソ偽りない、ド正直な特徴です。
より詳しい特徴や、146との具体的な違いに
ついては、のちほどお話しますね^^
2. 146(ル・グラン)の特徴
- 重厚感と実用性のバランスが◎!
モンブラン146(ル・グラン)は、
149とともに、マイスターシュテックの
中でも、特に定番とされるモデル!
のちほどくわしく述べますが、
大きさ・太さなど、万年筆の持つ
独特の重厚感を重視したい方には149が。
もう少し実用性に主眼をおいた、
全体的なバランスを重視したい方には、
146がオススメです。
3. 145(クラシック/ショパン)の特徴
- インク供給方法がコンバーターor
カートリッジタイプ!
149・146と比べて、コンパクトになり、
価格的にも(ほんの少しですが)お手頃に
なったのが、145(クラシック/ショパン)。
ただし、149・146のインク供給方法が
吸入式だったのに対し、こちらの
145はコンバーターorカートリッジタイプ。
この点が、149・146と比べてイマイチ
人気が出ない理由だと思いますが…
それでも、手が小さい女性や、
軸の細い万年筆を好む男性には、
こちらの145もオススメです^^
4. 114(モーツァルト)の特徴
- ひときわ目を引くくらいにコンパクト!
マイスターシュテックの中でも、
ひときわ目を引くくらいにコンパクト
なのが、114(モーツァルト)。
そのため手帳やメモ書きなど、常に
モンブランの万年筆を持ち歩きたいと
考えている方に、114はおすすめです。
ただし、モンブランの万年筆は
全体的に見て、良くも悪くも
インクフローが非常に潤沢なので…
安く薄っぺらい手帳(メモ用紙)だと、
インクが紙の裏まで染みこんだり、
裏うつりしてしまう危険もあります。
この点は、あとで「しまった!」と
後悔しないよう、注意が必要ですね^^;
ということで、お待たせしました!
お次は、いよいよモンブラン万年筆・
マイスターシュテックの149と146の
違いについて、くわしく見ていきます♪
7つのポイントを徹底比較!149と146の違いはコレ!
1. 149と146の書き味の違い
- 149:カツカツと音を立てて書きたい方にオススメ!
- 146:ペン先を滑らせるように書きたい方にオススメ!
モンブランの万年筆は全体的にペン先が
硬めにできていますが、149と146で
より硬さを感じるのは149のほう。
ですので、ペン先を紙に叩きつけた
ときのカツカツとした音を楽しみながら
文字を書きたい方には149が。
逆に、ペン先をスケートのように
スラスラと滑らせて書くのが
好きな方には、146がおすすめです。
2. 149と146で文字を書くときの違い
- 149:キャップを外したほうが書きやすい!
- 146:キャップをつけたままのほうが書きやすい!
また、書き味とは別に文字を書く際、
149は重さのバランス的にキャップを
外して筆記したほうがしっくりきますが…
146は、キャップをつけたままのほうが
よりバランスよく文字を書ける印象です。
ですので、書いているときの万年筆の
シルエットにもこだわりがある方は、
この違いも頭に入れておくと良いでしょう。
3. 149と146で実用性の違い
- 149:実用性に関しては少しビミョー!?
- 146:実用性に関しては149を上回る!?
149と146、どちらも長く使っていれば
そのうち慣れるのは当然ですが…
「実用性」という観点から見て、
より優れているのは146のほう。
これはシンプルに万年筆の
大きさの違いによりますね^^
ですので、
「普段使っている、ボールペンなどの筆記具と
できるだけ近い感覚で、万年筆を扱いたい」
と考えている方には、
146のほうがおすすめです。
4. 149と146の見た目の違い
- 149:見た目の迫力はバツグン!
- 146:見た目はスマート!
逆に、見た目の迫力からいえば、
やっぱり149のほうが上。
ですので、実用性はさておき、
クルマでいうと、
「小回りのよさや、燃費なんてどうでも
いいから、俺は、ハマーやシボレーの
アストロに乗りたい!」
なんて価値観をお持ちの方には、
149のほうがおすすめです。
5. 149と146の筆記シーンの違い
- 149:スペースを気にしない紙への文字書きにオススメ!
- 146:罫線のあるノートへの文字書きにも対応できる!
149はサイズがかなり大きいため、
手帳へのメモ書きや、罫線幅の細い
ノートへの筆記には向きません。
使うのは、スペースを気にしない
紙への文字書きや、ハガキの表書き
などがメインになるでしょう。
一方、146も決して小さなサイズでは
ありませんが、ノートや日記への
文字書きになら充分対応できる大きさ。
このあたりは、あなたがモンブランを
どんなシーンで使おうとしているかに
よってどちらが良いか決まってきますね^^
6. 149と146のファッション性の違い
- 149:インテリアとしての存在感も◎!
- 146:胸ポケットに入れると映えるのはこちら!
万年筆は書くだけでなく、一種の
ファッションアイテムとして
使えるのも、魅力的なポイント。
その観点から見ると、149はかなり
大きいため、ジャケットの胸ポケットに
入れると不恰好に見えることも。
逆に146なら、胸ポケットに
挿した際、イイ感じの存在感&
高級感を醸し出してくれます。
ただし、インテリアとして考えるなら、
149の存在感は他の万年筆をはるかに
凌駕するカッコよさがあります。
家の中に一本、149が置いてあるだけで、
そのスペースに一気に威厳と落ち着きが
生まれますからね^^
7. 149と146の価格の違い
- 149:参考価格はおよそ10万円!
- 146:参考価格はおよそ7万円!
149の参考価格がおよそ10万円で
あるのに対し、146のソレは
およそ7万円。
この3万円の差を大きいと見るか
小さいと見るかは、あなた次第ですね。
個人的には、149の醸し出す重厚感に
3万円払うのは、アリだと思います。
万年筆は、一生のパートナーに
なりうる存在ですしね^^
ただし、新品のモンブラン万年筆を安く
買えるのであれば、それに越したことは
ないというのも、また正直なところ。
下のお店では、149の万年筆が
定価よりも安いお得な価格で
購入できるので要チェックです^^↓
MONTBLANC モンブラン 149bk
マイスターシュテック万年筆
まとめ&モンブランのペン先の種類や特徴もチェック!
今回は、149と146の違いを中心に、
モンブラン・マイスターシュテックの
それぞれの特徴についてご紹介してきました。
さいごに、誤解を恐れずに
149と146の違いについて、
一言でビシッ!と言い切るなら、
「見た目重視なら149!
実用性重視なら146!」
こういったカタチになりますね^^
モンブラン万年筆のペン先の種類や
その特徴についてくわしく知りたい方は、
こちらの記事が。
⇒モンブランの万年筆!ペン先の
種類(太さ)は?おすすめは?
実はモンブラン以外のブランドも
気になっているという方には、
こちらの記事もイチオシです♪
⇒万年筆のブランドランキング!
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